O magnum mysterium
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1572年にヴェネツィアで出版されたビクトリア最初の曲集 「モテトゥス集 Motecta que partim」中に収められたクリスマスのための モテトゥス。 祈りに満ちた雰囲気の中で、イエス・キリストの誕生のドラマが ビクトリア独特の手法で神秘的に展開していき、クライマックスでの アレルヤの歓喜を向かえる。20歳そこそこの頃の作品でありながら その完成度は非常に高く、ビクトリアがすでに自らの音楽書法を 確立していることを伺わせる作品になっている。 非常に人気の高い作品で日本でもしばしば演奏されている。
作曲技法 | ||
推奨音律 | 中全音律 | |
音楽修辞学 |
Noema、Suspentio |
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推奨される歴史的発音 | 16世紀以降のスペイン ラテン語 |
M.A.B. 演奏
(冒頭 1分間、au 形式、480k) |