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音楽資料室中世ルネサンスバロック古典・ロマン派近現代解説項目

ルネサンス

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  O magnum mysterium

O magnum mysterium
おお、大いなる神秘

最終更新日: 2002年3月24日
[Victoria]->[O magnum mysterium]

データ


ラテン語
出版年 1572年
演奏時間 約3分
声部 4声 (CT,T,B,B)

解説

1572年にヴェネツィアで出版されたビクトリア最初の曲集 「モテトゥス集 Motecta que partim」中に収められたクリスマスのための モテトゥス。 祈りに満ちた雰囲気の中で、イエス・キリストの誕生のドラマが ビクトリア独特の手法で神秘的に展開していき、クライマックスでの アレルヤの歓喜を向かえる。20歳そこそこの頃の作品でありながら その完成度は非常に高く、ビクトリアがすでに自らの音楽書法を 確立していることを伺わせる作品になっている。 非常に人気の高い作品で日本でもしばしば演奏されている。

(宮内)

作曲技法  
推奨音律   中全音律
音楽修辞学  

Noema、Suspentio

推奨される歴史的発音   16世紀以降のスペイン ラテン語

資料

M.A.B. 演奏
(冒頭 1分間、au 形式、480k)

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