Missa Pro Defunctis (Requiem)
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[Ockeghem]->[Missa Pro Defunctis] |
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現存する最古のポリフォニーで書かれたレクイエム。成立年代は不明だが、 ルイ11世の治世の頃ともいわれる。グレゴリオ聖歌の旋律が原則として 最上声部に置かれ、二声から四声のポリフォニーが展開されている。 その声部数の変化にも工夫が凝らされており、この曲の特徴の一つと なっている。なおこの時代は死者のためのミサの形式がまだ統一されておらず、 地域ごとにばらつきがあった。そのためこのオケゲムの作品も 現行のレクイエムとはかなり形態を異にしている。
作曲技法 | ||
推奨音律 | ピタゴラス音律 | |
教会旋法 | リディア旋法 | |
推奨される歴史的発音 | 14世紀から15世紀末のフランスラテン語 |
M.A.B. 演奏
(冒頭 1分間、au 形式、480k) |