Roland de Lassus(c.1532-1594)
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1532年頃、南ベルギーのモンスで生まれる。幼い頃からモンスの聖ニコラ大聖堂の 聖歌隊員として活躍、その美声のゆえに三回も力ずくで誘拐されたという。 少年期にイタリアに赴き、シシリー、マントヴァ、ミラノ、ナポリ、 ローマで活躍。1556年に南ドイツのミュンヘンに招かれ、ババリア公 アルブレヒト5世の宮廷カペルラに加わり、数年後には楽長に任じられている。 教皇グレゴリウス13世からは「黄金拍車の騎士」に任ぜられているが、 一生をミュンヘンですごし、 パレストリーナ と同年の1594年6月14日に没する。