Missa Pange Lingua
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[Josquin des Prez]->[Missa Pange Lingua] |
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ジョスカンの最晩年に属する1515年頃の作品。出版は死後の1539年。 通模倣様式 が最も 充実した形で示されており、ジョスカンのミサ曲の中でも最高傑作の一つに 数えられる。定旋律 に 選ばれているのは、キリストの聖体の祝日の晩課で歌われるグレゴリオ聖歌の イムヌス「舌よ歌え」であり、 その旋律が様々に変形しながら各声部によって模倣されることで全曲が 構成されている。その完成度は非常に高く、まさに当時の音楽理論家 グラレアヌスが評した「完全な芸術」の名にふさわしい。
作曲技法 | ||
推奨音律 | 中全音律 | |
教会旋法 | フリギア旋法 | |
推奨される歴史的発音 |
北部イタリア ラテン語 |
M.A.B. 演奏 |