Richard Strauss(1864-1949)
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R. シュトラウスはロマン派の最後を飾る巨匠であり、彼の音楽の特徴は 大編成のオーケストラを自由に駆使した描写的な音楽にある。 ロマン派に特徴的であったいわゆる標題音楽の、最後にして最高の担い手 であったといえるだろう。20世紀の中ごろまで活動をしていた作曲家であるが、 結局ロマン派の音楽を本質的に逸脱することはなく、感覚的には 19世紀の伝統を継承していると評されている。 また彼は指揮者としての評価も高く、指揮法の確立に貢献するとともに、 次代の多くの指揮者達に影響を与えたという。