解説項目

音律
	合唱音楽と音律
	音律の基礎
	各音律の特色
教会旋法
	中世ルネサンス音楽と教会旋法
	教会旋法の基礎
	各旋法の特色
音楽修辞学
	修辞学（レトリック）と音楽
	音楽における代表的なフィグーラ
ヘキサコード階名法
	中世・ルネサンス期の楽譜の読み方
	楽譜の読み方の基礎
歴史的発音
	中世・ルネサンス期の発音
	各地域のラテン語の発音
中世・ルネサンス音楽用語集

北部イタリア ラテン語の発音

子音    発音記号
b       [b]
c       a,o,uもしくは子音の前で[k]、 e,ae,oe,i,yの前で[ts]
ch      [k]
d       [d]
f       [f]
g       a,o,uおよび子音の前で[g]、e,iの前で[Z]
gn      [n^]
h       無音、例外としては、mihi,nihilという単語で[k]
i,j     [j]（i,jを子音として用いる場合であることに注意せよ）
k       [k]（ただしkという子音自体使用されることが少ない）
l       [l] 
m       [m]
n       [n]
ngu     [ngw]
p       [p]
qu      [kw]
r       [*] 
s       [z]
sk      a,o,uおよび子音の前では[sk]、e,ae,oe,i,yの前では、[S]もしくは[SS]
t ,th   [t]
ti+母音 [tsi]
u,v     [v]（ただし、uを子音として用いる場合であることに注意せよ。）
x       母音の間では[gz]、それ以外は[ks]
xc      a,oもしくは子音の前では[ksk]、e,iの前では[kS]
z       [dz]

母音    発音記号
a       [a]
e,ae,oe 基本的に[E]であるが、一部[e]を用いる単語がある。
i,y     [i]
o       基本的に[O]であるが、一部[o]の発音を用いる単語がある。
u       [u]

南部イタリア ラテン語の発音

子音    発音記号
b       [b]
c       a,o,uもしくは子音の前で[k]、 e,ae,oe,i,yの前で[tS]
ch      [k]
d       [d]
f       [f]
g       a,o,uおよび子音の前で[g]、e,iの前で[dZ]
gn      [n^]
h       無音、例外としては、mihi,nihilという単語で[k]
i,j     [j]（i,jを子音として用いる場合であることに注意せよ）
k       [k]（ただしkという子音自体使用されることが少ない）
l       [l] 
m       [m]
n       [n]
ngu     [ngw]
p       [p]
qu      [kw]
r       [r] 
s       [s]
sk       a,o,uおよび子音の前では[sk]、e,ae,oe,i,yの前では、[S]もしくは[SS]
t ,th   [t]
ti+母音 [tsi]
u,v     [v] （ただし、uを子音として用いる場合であることに注意せよ。）
x       [x]
xc      a,oもしくは子音の前では[ksk]、e,iの前では[kS]
z       [dz]

母音    発音記号
a       [a]
e,ae,oe 基本的に[E]であるが、一部[e]の発音を用いる単語がある。
i,y     ［i］
o       基本的に[O]であるが、一部[o]をの発音を用いる単語がある。
u       [u]