注目のコンサート


12月11日(月)

木島千夏&ナイジェル・ノース デュオ・リサイタル

会場
石橋メモリアルホール
最寄り駅
上野
開演時刻
19:00
料金
4,000円
問い合わせ先
ハーモニージャパン 03-3824-7003
演奏者
Ms
木島千夏
Lu,Guit
ナイジェル・ノース
曲目
モンテヴェルディ
「アリアンナの嘆き」
パーセル
「メアリ女王への追悼歌」
モーツァルト
「クローエに寄す」
シューベルト
「旅人の夜の歌」

推薦者からコメント

ブルージュ国際古楽コンクールで日本人歌手として 初めて入賞した木島千夏と、リュートによる通奏低音では 世界一の声もあるナイジェル・ノースのデュオ・コンサート。 曲目はバロック時代の作品とドイツリートからなる。 リュートによる歌の通奏低音に興味のある人には必聴の コンサートといっていいだろう。(宮内)


12月11日(月)

バッハ・コレギウム・ジャパン/クリスマス・コンサート'95 第22回定期演奏会
イエス、我が喜び 〜バッハ一族のカンタータとモテット

会場
カザルスホール
最寄り駅
御茶の水
開演時刻
19:00
料金
S-6000円 A-5000円 学生3000円
問い合わせ先
日本文化財団 03-3580-0031
演奏者
Cd
鈴木雅明
バッハ・コレギウム・ジャパン
曲目
J.C.バッハ
カンタータ
「主を畏れることは知恵の初め」
モテット
「目をとめよ、わが心よ」
J.M.バッハ
カンタータ
「ああ、我らとともに留まりたまえ、主イエス・キリスト」
J.S.バッハ
モテット
「イエス、我が喜び」
モテット
「主に向かいて新しき歌を歌え」

推薦者からコメント

バッハ一族の比較的小規模な作品を集めたプログラミング。 高度な声楽技術を要するJ.S.バッハのモテットの中の 2大名曲も取り上げられる。 しかし「イエス、我が喜び」というといかにも クリスマスっぽいが、実際には葬儀用のモテットの題名 であるところには違和感を感じる。(宮内)


12月12日(火)

バッハ・コレギウム・ジャパン/クリスマス・コンサート'95 第22回定期演奏会
イエス、我が喜び 〜バッハ一族のカンタータとモテット

会場
カザルスホール
最寄り駅
御茶の水
開演時刻
19:00
料金
S-6000円 A-5000円 学生3000円
問い合わせ先
日本文化財団 03-3580-0031
演奏者
11日と同じ
曲目
11日と同じ


12月13日(水)

アンサンブル・エクレジア
古楽器と歌によるチャペル・コンサート

会場
聖イグナチオ教会
最寄り駅
四谷
開演時刻
19:00
料金
3500円
問い合わせ先
テクラサウンド(女子パウロ会SCC)03-5474-7495
演奏者
Dir,Lu
つのだたかし
S
波多野睦美
R,Shwm
江崎浩司
Fid
田崎瑞博
Perc,Dlcim
近藤郁夫
ゲスト
CT
米良美一
Vg
デヴィット・ハッチャー
曲目
グレゴリオ聖歌
「今日キリストは生まれたまいぬ」
ル・シャンスリエ
「祝いの日が来たりぬ」

推薦者からコメント

一流のリュート奏者であるばかりでなく多才な芸人でもあるつのだたかしと 日本バロック界を代表するメゾ・ソプラノ波多野睦美を 中心としたアンサンブル・エクレジアが 教会を演奏会場としたチャペル・コンサートを開く。 今回はゲストとしてカウンターテナー米良美一と ガンバ奏者のデヴィット・ハッチャーが加わっていることも 注目される。(宮内)


12月14(木)

アンサンブル・エクレジア
古楽器と歌によるチャペル・コンサート

会場
カトリック高円寺教会
最寄り駅
高円寺
開演時刻
19:00
料金
3500円
問い合わせ先
テクラサウンド(女子パウロ会SCC)03-5474-7495
演奏者
13日に同じ
曲目
13日に同じ


12月16日(土)

ブリュッヘン&18世紀オーケストラ、グルベンキアン合唱団
ベートーヴェン第9交響曲公演

会場
東京芸術劇場
最寄り駅
池袋
開演時刻
18:00
料金
S-15,000円 A-11,000円 B-8,000円 C-6,000円 D-1,500円
問い合わせ先
チケットスペース 03-3234-9999

推薦者からコメント

世界No.1の古楽器オケである18世紀オーケストラによる第9公演。 ブリュッヘンは「第9は日本公演のみ。そしてこれが最初で最後。」 と言っているらしく、これは世界注目のコンサートといえるだろう。 グルベンキアン合唱団の首席指揮者はミシェル・コルボということで、 こちらのほうの実力も期待できる。(宮内)


12月17日(日)

ブリュッヘン&18世紀オーケストラ、グルベンキアン合唱団
ベートーヴェン第9交響曲公演

会場
市民文化センター
最寄り駅
所沢
開演時刻
14:00
料金
S-11,000円 A-9,000円 B-7,000円 C-5,000円
問い合わせ先
市文化事業団 0429-98-6500

推薦者からコメント

16日参照


12月17日(日)

古楽器によるクリスマスコンサート

会場
日本基督教団 清瀬みぎわ教会
最寄り駅
清瀬
開演時刻
18:00
料金
2,000円 当日2,500円
問い合わせ先
清瀬みぎわ教会 0424-91-0450
演奏者
CT
米良美一
R,Z
濱田芳道
Vn
小野萬里
Or
今井奈緒子
曲目
マッツァフェッラータ
「ソナタ第2番」
ビーバー
「ロザリオ・ソナタ第1番ー受胎告知」
バッハ
アリア「わが心よ、この幸いなる奇跡をば」

推薦者からコメント

年末に多く企画されているクリスマスコンサートの中でも 出色の企画。クリスマス曲とはいってもロザリオ・ソナタや バッハのアリアなど、本格的な選曲が目を引く。 演奏者も一流揃いなので好演が期待される。(宮内)


12月19日(火)

ブリュッヘン&18世紀オーケストラ、グルベンキアン合唱団
ベートーヴェン第9交響曲公演

会場
東京文化会館
最寄り駅
上野
開演時刻
19:00
料金
S-15,000円 A-11,000円
問い合わせ先
都民劇場 03-3289-4621

推薦者からコメント

16日参照


12月25日(月)

東京工業大学混声合唱団コール・クライネス
第 30回記念演奏会

会場
昭和女子大学 人見記念講堂
最寄り駅
東急新玉川線 - 三軒茶屋
開演時刻
17:30
料金
全席自由 1,000円
問い合わせ先
渉外:吉野 崇 045-843-1357
演奏者
Cd
大谷 研二、林 順治、小島 誠
Orch
東京室内管弦楽団
S
大谷 しほ子
FP
山部 陽子
Cho
東京工業大学混声合唱団コール・クライネス
曲目
ジョン・ラター
「レクイエム」
トマス・タリス
「御身よりほかに」(40声のモテット)

推薦者からコメント

第 48回全日本合唱コンクール全国大会(全日本合唱連盟、朝日新聞社 主催) 大学の部で、通算 2回目の金賞受賞を果たした東工大コール・クライネスが オケ付きステージに初挑戦。ラター & タヴァナーという現代を代表する 二人の作曲家の作品とともに、ルネサンス期の「大」多群合唱を 取り上げる非常に意欲的なプログラム構成。詳しくは こちら を参照されたい。(吉村)


1月19日(金)

タリススコラーズ演奏会
イタリアの音楽

会場
紀尾井ホール
最寄り駅
四谷
開演時刻
19:00
料金
S-8,000円 A-6,000円 B-4,000円 4演目セット 28,000円
問い合わせ先
アレグロミュージック 03-3403-5871
演奏者
Cd
ピーター フィリップス
Cho
タリス・スコラーズ
曲目
グレゴリオ聖歌
「マリアは天に昇らされたまいぬ」
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ
モテト「マリアは天に昇らされたまいぬ」
「ミサ・アスンプタ・エスト・マリア」
「天の女王、喜びませ(4声)」
「うるわしき救い主のみ母(4声)」
「うるわしき救い主のみ母(8声)」
「めでたし女王、あわれみ深きみ母」
フランチェスコ・ソリアーノ
「めでたし女王、あわれみ深きみ母」
フェリーチェ・アネーリオ
「キリストはわれらのために」
パレストリーナ
「マニフィカトおよび2重合唱のための ヌンク・ディミッティス」

推薦者からコメント

パレストリーナのアスンプタ・エスト・マリアのモテトおよび パロディミサを軸としたイタリア音楽。 ソリアーノという日本で紹介されることが少い作曲家の曲が 聴けるのも貴重。(新郷)


1月24日(水)

タリススコラーズ演奏会
イギリスの音楽

会場
カザルスホール
最寄り駅
御茶の水
開演時刻
19:00
料金
S-8,000円 A-6,000円 4演目セット 28,000円
問い合わせ先
アレグロミュージック 03-3403-5871
演奏者
19日に同じ
曲目
ジョン・タウ゛ァナー
「安息日が過ぎて」
トマス・タリス
「おお、救い主なるいけにえよ」
「主よ、御身が手に」
ジョン・シェパード
「主よ、御身が手に I,II」
タリス
「安息日が過ぎて」
ロバート・フェアファックス
「おお、徳にみちたるマリア」
ウィリアム・バード
「われは今、戦いに明け暮れたる毎日ゆえ」
タリス
「断食し、嘆きつつ」
「主よ、わが罪を除きたまえ」
「罪ある者がその道を捨てんことを」
リチャード・デイヴィ
「スターバト・マーテル」

推薦者からコメント

彼らの真骨頂のイギリスもの。タリスを中心とした宗教曲は聴きどころ 満載。フェアファックスやデイヴィも取り上げるなど、意欲的な 側面も見せ、聴くものを飽きさせない構成への配慮が伺える。(新郷)


1月29日(月)

タリススコラーズ演奏会
フランドルの音楽

会場
カザルスホール
最寄り駅
御茶の水
開演時刻
19:00
料金
S-8,000円 A-6,000円 4演目セット 28,000円
問い合わせ先
アレグロミュージック 03-3403-5871
演奏者
19日に同じ
曲目
ハインリヒ・イザーク
「ミサ・ヴィルゴ・プルデンティッシマ」
「天の女王、喜びませ」
ジョスカン・デ・プレ
「アヴェ・マリア」
クレメンス・ノン・パパ
「父よ、われは天に対し」
イザーク
「いと聡明なる乙女」

推薦者からコメント

彼らのイギリスものと双璧をなすフランドル楽派の宗教曲。 偉大でありながら演奏機会に恵まれない作曲家イザークを中心とした 意欲的な選曲。また、デ・プレのアウ゛ェ・マリアも演奏するあたりの ファンサービスも忘れていない。(新郷)


1月30日(火)

タリススコラーズ演奏会
イタリア音楽

会場
紀尾井ホール
最寄り駅
四谷
開演時刻
19:00
料金
S-8,000円 A-6,000円 B-4,000円 4演目セット 28,000円
問い合わせ先
アレグロミュージック 03-3403-5871
演奏者
19日に同じ
曲目
アンニバレ・スタビレ
「乙女チェチーリアよ、楽器を奏でて」
ジョヴァンニ・アニムッチャ
「ミサ・ヴィクティメ・パスカリ」
グレゴリオ・アレグリ
「ミゼレーレ」
スタビレ
「よく知られたるアポロの」
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ
「アウ゛ェ・マリア」
「汝はペテロなり - 地に結ばれたる者は誰も」
「立ち上がれ、輝け、イエルサレムよ - 人々は歩き回らん」

推薦者からコメント

パレストリーナを中心としたイタリア人の作曲家による宗教音楽もの。 彼らの定番であるアレグリのミゼレーレを聴かす一方で、マイナーな アニムッチャのミサ作品を取り上げるあたりは、幅広い音楽ファンを持 つ彼らならではの選曲。(新郷)


[ M.A.B. Home Stage] [ 12月号 目次]