
Leos Janace
(マリチカ・マグドーノヴァ)
| 詩 | ペトル・ベズルチ(チェコ語) |
| 作曲年 | 1906-7年 |
| 初演 | 1908年プロスティエヨフ |
| 演奏時間 | 約8分 |
| 声部 | 4声(T,T,B,B) |
| 解説 |
「ハルファー先生」「七万」と共に
ヤナーチェクの代表的合唱曲の一つとなっている作品であるが、
この曲は3つの中でもひときわ異彩を放っている。
不幸な女性マリチカが自殺に至るまでを描くこの曲は、
語りの要素が最大限に取り入れられており、
非常にドラマティックな作品に仕上がっている。
この曲の特徴は、同時に複数の詩節が歌われていくことで、 そのためさまざまな感情がからみあってドラマが進んでいく。 その最後にやってくるクライマックスは、嵐のように荒れ狂う 感情の爆発であり、この曲の異常な魅力となっている。 (宮内)
|
| 資料 |
[→]歌詞 [→]MusicTeX による楽譜 |