注目のコンサート


5月16日(土)

古歌〜マショーからモンテヴェルディまで

会場:近江楽堂(東京オペラシティ3F)
最寄り駅:初台
開演時刻:19:00
料金:4,500円
問合せ先:ダウランド&カンパニイ 0429-55-6654
演奏者:
S 波多野睦美
Lu つのだたかし
曲目:
マショー 「とても楽しいひとときだった」
ダウランド 「帰っておいで、甘い愛」
      「愛しい人よ、もし君が」
      「暗闇に私は住みたい」
メルラ 聖母マリアの祈り
モンテヴェルディ アリアンナの嘆き
他

推薦者からコメント

多くのCDもリリースし高い評価を得ている波多野睦美とつのだたかしの コンビによる演奏。つのだたかしはコンサートの演出にも定評があるだけに、 最近出来た新しいタイプのホールの近江楽堂を どのように使いこなすかも注目される。 曲目はこのコンビの定番とも言える名曲が並んでいるが、 特にメルラとモンテヴェルディの曲は未聴の方には、 一聴をお勧めできるレパートリー。(宮内)


5月20日(水)

「17、8世紀の歌唱芸術」英国のフローリッド・ソング
〜ヴィルトゥオーゾ歌唱の系譜

会場:上野学園エオリアンホール
最寄り駅:上野
開演時刻:19:00
料金:2,500円
問合せ先:上野学園大学国際関係室e-mail;ugi-kokusai@ma3justnet.ne.jp
演奏者:
Dir,Vg 大橋敏成
S 野々下由香里、木村克美
R 矢板由希子
Vn 小野萬里、森本文
Vg 櫻井茂
Guit 鈴木明彦
Or 小林英之
Cm 戸崎廣乃
曲目:
ジェンキンズ 「ファンタジー d」
ラニア 「もはや野が花に覆われることはないでしょう」
バード 「ジョン、来て頂戴」
ジョンソン 「森よ、岩よ、山よ」
ローズ 「何故、百合は白い花になったのか」
シンプソン 「2つのガンバによる変奏 F」
バルツァー 「ジョン、来て頂戴による変奏」
H.パーセル 「夕べの賛歌」「薔薇よりも優しく」
アーン カンタータ「ディリア」
他

推薦者からコメント

日本ガンバ界の重鎮とも言える大橋敏成のもとに多くの演奏者が集まって ルネサンスからバロックまでのイギリスのレパートリーを演奏するコンサート。 よく知られた名曲からあまり聴く機会の少ない曲目までが並んでおり、 特にイギリス音楽ファンには貴重な企画といえるだろう。 「英国祭98」参加企画。(宮内)


6月4日(木)

オルランド・コンソート
〜ルネサンス誕生

会場:カザルスホール
最寄り駅:御茶ノ水
開演時刻:19:00
料金:S-6,000円 A-5,000円
問合せ先:アレグロミュージック 03-3403-5871
曲目:
デュファイ 「めでたし、天の女王」
      「コンスタンチノポリスの聖母教会の嘆き」
オケゲム 「アヴェ・マリア」
     「あなたの恋の手習いは」
     「おお美しいばらよ」
ビュノワ 「フランスの国びとよ」
バンショワ 「いつまでもやはり」
コンペール 「アヴェ・マリア」
      「勝利得たる十字架」
他

推薦者からコメント

1988年結成という比較的若い団体であるオルランド・コンソートが初来日。 中世から初期ルネサンスまでをレパートリーとして扱う当団体は、 発音や調律までに及ぶその研究熱心な姿勢に裏打ちされた演奏によって、 数あるイギリスのヴォーカル・アンサンブル・グループ中でも 注目される団体となっている。初来日のプログラムは「ルネサンス誕生」の テーマのもと、15世紀のフランドルとフランスの作品で構成されており、 その演奏の出来には大きな注目が集まる。(宮内)


[ M.A.B Home Stage] [ 5月号 目次]