注目の新譜CD

国内盤新譜

J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV244

Po-フィリップス PHCP-11079〜81
7,646円
2月1日発売
演奏者:
Cd フランス・ブリュッヘン、18世紀オーケストラ、聖バーヴォ教会少年合唱団
福音史家 ニコ・ファン・デル・メール
イエス クリスティン・ジグムンドソン
S マリア・クリスティナ・キール
A クラウディア・シューベルト
T イアン・パートリッジ
B ペーター・コーイ

推薦者からコメント

待望のブリュッヘンのマタイ。数年前のヨハネの録音以来、 世界中の多くの人が待っていた演奏といっても過言ではないだろう。 バッハ随一の名曲に対するブリュッヘンの考え、アプローチ がどんなものであるか、すべてに注目が集まる。 ブリュッヘンの来日に合わせてか、国内先行発売とのこと。 (宮内)

ドミニク・ヴィス&クレマン・ジャヌカン・アンサンブル ベストアルバム

K-フランス・ハルモニア・ムンディ BVCD-1522
2,000円
2月21日発売

推薦者からコメント

来日記念盤。曲目等の詳細は未確認だが、CJEのベスト盤という ことなので、これまでこの団体の演奏を未聴で興味を持っている人には お買い得の一枚と言えるだろう。ただし、この団体の魅力は CDの演奏だけで伝わるものではなく、コンサートでの実演でこそ 発揮されるものであることもお忘れなく。(宮内)

ラモー:歌劇「エベの祭典」

WM-エラート WPCS-6227〜8
5,403円
3月25日発売
演奏者:
Cd ウィリアム・クリスティ、レザール・フロリサン
S ソフィー・デイヌマン、ガエラ・メシャリー
Ms マリー=ズー・ヴィーチョレック、サラ・コノリー
T ポール・アグニュー、ジャン=ポール・フシェクール
Br テイエリー・フェリクス

推薦者からコメント

クリスティとレザール・フロリサンによるラモー録音の第二弾。 この団体によるフランスバロックオペラの録音は、 コメントの必要もないほどの定盤中の定盤。外れはほぼありえないと 言ってもいいだろう。この作品はラモーが初めてコメディの要素を 取り入れたものとのこと。世界初録音。 (宮内)

シュッツ:宗教的合唱曲集「イエス=キリストの十字架上の7つの言葉」

K-ビス KKCC-2259〜60
7,646円
3月27日発売
演奏者:
Cd 鈴木雅明、バッハ・コレギウム・ジャパン
S 鈴木美登里、柳沢亜紀
A 米良美一
T 桜田亮
B 浦野智行

推薦者からコメント

バッハのカンタータ以外の録音も着実に進めているBCJは、 バッハ以前のドイツバロックの音楽に積極的に取り組んでいる様子。 シュッツはその音楽の真摯な姿勢が、この国の気質に合うためか、 日本にもファンが多い作曲家。この曲にも音楽の派手さはないが、 深い信仰心の感じられる味わい深い作品。同じく敬虔な信仰心を持つ 鈴木雅明の演奏は注目される。 (宮内)
[ M.A.B Home Stage] [3月号目次]