注目のコンサート


1月10日(土)

クリスマス・オラトリオ

会場:東京オペラシティ・コンサートホール
最寄り駅:初台
開演時刻:18:00
料金:S-7,000円 A-6,000円 B-5,000円 学-2,000円
問合せ先:日本文化財団 03-3580-0031
演奏者:
Cd 鈴木雅明、バッハ・コレギウム・ジャパン
S モニカ・フリンマー
A 米良美一
T ゲルト・テュルク
B ペーター・コーイ
曲目:
J.S.バッハ「クリスマス・オラトリオ」BWV248(4部〜6部)

推薦者からコメント

ライプツィヒのカンタータの録音もスタートしたBCJは、 今年末から来年頭にかけてバッハ4大宗教曲の一つである クリスマス・オラトリオの演奏を行なう。ソリストには、 常連のテュルク、コーイに加えてモニカ・フリンマーも来日。 その世界の名歌手の中にあってアルト・ソリストは、 日本を代表するカウンターテナーである米良美一が務める。 (宮内)


2月11日(水)

哀歌

会場:日本福音ルーテル東京教会
最寄り駅:新大久保
開演時刻:15:00
料金:3,000円
問合せ先:ムジカル・オファー 03-3428-1878
演奏者:
S 山内房子
Vn 川原千真, 花崎淳生
Vc 牧野ルル子
Or,Cm 芝崎久美子
曲目:
サンチェス 聖母の嘆き「悲しみの聖母」
不詳 「エレミアの哀歌」より

推薦者からコメント

バロックの宗教音楽を教会で演奏するコンサート。 どちらも聴かれる機会の少ない曲であるが、 暗い中にもドラマティックな内容を秘めた世界を歌う曲であるだけに、 実力派の山内房子の歌唱で聴けるというのは嬉しい限り。器楽陣も充実。 (宮内)


2月13日(金)

ロココのミューズたち
〜18世紀フランス音楽の花束

会場:東京オペラシティ近江楽堂
最寄り駅:初台
開演時刻:19:00
料金:4,000円
問合せ先:オフィス・アルシュ 03-3952-8788
演奏者:
Ms 大橋多美子
Vg 宇田川貞夫
Cm 崎川晶子
曲目:
クープラン 「わが心の甘い絆」
ラモー 「新クラヴサン曲集」より
ル・カミュ 「愛、切ない愛よ」
クレランボー カンタータ「クリティエ」
マレ 「ヴィオール曲集第5巻」より

推薦者からコメント

日本人によるフランスバロックのカンタータの演奏は まだまだ少ない中で、歌手育成に定評のある宇田川貞夫が 日本人声楽家と共に、最近この難しいジャンルに取り組んでいる。 このコンサートではフランスバロック最盛期の音楽を 声楽曲を含むプログラムで演奏する。日本ではめったに 聴かれないレパートリーも含まれており、注目される。 (宮内)


2月27日(金)

バロック音楽の世界<全2夜>
第1夜 イギリスとバロック音楽

会場:かつしかシンフォニーヒルズ アイリスホール
最寄り駅:青砥
開演時刻:19:00
料金:3,000円
問合せ先:葛飾区文化振興財団 03-5670-2233
演奏者:
S 野々下由香里
Cm,Virg 鈴木雅明
曲目:
バード ファンタジア イ短調
    パッサメッツォ・パヴァーヌ
    パッサメッツォ・ガリヤルド
パーセル 「ダイドーとエネアス」より「ダイドーの嘆き」
バッハ 「イギリス組曲第6番」

推薦者からコメント

イギリスにちなんだバロック音楽の特集。メインは鈴木雅明による 鍵盤音楽であるが、ソプラノの野々下由香里による声楽曲も含まれている。 野々下はオペラもこなせるダイナミックな表現を特徴としているだけに、 パーセルのバロックオペラの名アリア「ダイドーの嘆き」の演奏が期待される。 (宮内)


3月4日(水)

ドミニク・ヴィス リサイタル

会場:紀尾井ホール
最寄り駅:四谷
開演時刻:19:00
料金:S-6,500円 A-5,500円 B-4,500円
問合せ先:アレグロ・ミュージック 03-3403-5871
演奏者:
CT ドミニク・ヴィス
Lu,Guit エリック・ベロック
曲目:
マショー 「奥方、見つめないでください」
ダウランド 「悲しみよ、とどまれ」
シューベルト 「鱒」
他

推薦者からコメント

日本でも超人気のカウンターテノール歌手ドミニク・ヴィスの ソロコンサート。お得意のレパートリーが並んでいる。 なお、ヴィスは今年の秋に演奏が予定されている モンテヴェルディ「ポッペアの戴冠」のソリストとしても来日の予定。 (宮内)


3月5日(木)

クレマン・ジャヌカン・アンサンブル公演
〜パリの物売り声

会場:紀尾井ホール
最寄り駅:四谷
開演時刻:19:00
料金:S-6,500円 A-5,500円 B-4,500円
問合せ先:アレグロ・ミュージック 03-3403-5871
曲目:
ジャヌカン 「パリの物売り声」
      「鳥の歌」
      「狩り」
ジョスカン・デ・プレ 「はかりしれぬ悲しさ」
セルミジ「早く来てくれ」
他

推薦者からコメント

人気カウンターテノールのヴィスが率いるCJEの公演。 こちらも得意のレパートリーが並んでいる。 変わりばえのしないプログラムと言えなくもないが、 まだ実演を未聴の方には間違いなく一聴の価値がある演目。 なお今回は3/10の公演でイタリアのマドリガーレの演奏も 予定されている。 (宮内)


3月10日(火)

クレマン・ジャヌカン・アンサンブル公演
〜マドリガーレとカンシオン

会場:紀尾井ホール
最寄り駅:四谷
開演時刻:19:00
料金:S-6,500円 A-5,500円 B-4,500円
問合せ先:アレグロ・ミュージック 03-3403-5871
曲目:
ヴェッキ 「長い悲しみ」
パレストリーナ 「美しい乙女よ」
ラッスス 「キ・キリキ」
他

推薦者からコメント

3/5参照


3月20日(金)

18世紀オーケストラ公演

会場:東京芸術劇場
最寄り駅:池袋
開演時刻:19:00
料金:S-12,000円 A-10,000円 B-8,000円
問合せ先:NASA 03-3263-4338
演奏者:
Cd フランス・ブリュッヘン
S モナ・ユースルッドゥ
A ヴィルク・トゥ・ブランモーストローテ
T セーハー・ファンダースティーネ
B イエーラ・ドラーヤ
Cho オランダ室内合唱団
曲目:
レクィエムK.626
フリーメーソンのための葬送音楽K.477
アダージョK.410または411

推薦者からコメント

ブリュッヘン率いる世界最高の古楽オケ、18世紀オーケストラが来日。 今回はオランダ室内合唱団も来日して、モーツァルトの不滅の名曲 「レクイエム」を演奏する。おそらくツアー後には例によって 録音も予定されていると思われるが、18世紀オケの実演には定評があり、 生演奏ならではの感動があると予想される。 (宮内)


[ M.A.B Home Stage] [ 1&2月号 目次]