注目の新譜CD
国内盤新譜
バッハ:ロ短調ミサ曲
BJ-ドイツ・ハルモニア・ムンディ BVCD-1912〜3
4,893円
5月21日発売
演奏者:
Cd トーマス・ヘンゲルブロック、フライブルク・バロック・オーケストラ、バルタ
ザール=ノイマン合唱団
推薦者からコメント
ヘンゲルブロックは筆者も未聴だが、ドイツ新進気鋭の合唱指揮者であるという。
その彼がドイツ・ハルモニア・ムンディと専属契約をした第1弾がこの録音。
共演のフライブルク・バロック・オーケストラも録音数は少ないながらも、
ドイツ有数の古楽器オーケストラであり、これらドイツ新世代の
古楽演奏家たちによるバッハ演奏は注目される。
(宮内)
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」
K-ロマネスカ KICC-217〜9
6,728円
5月21日発売
演奏者:
Cd 鈴木雅明、バッハ・コレギウム・ジャパン
S 鈴木美登里
CT 米良美一
T ジョン・エルウィス
B デヴィッド・トーマス
他
推薦者からコメント
バッハ・カンタータ全集以外の録音も快調なバッハ・コレギウム・ジャパン
の新録音。ヘンデルを意識してか、男声ソリストにはイギリス勢の
有力歌手を起用しているのも特徴。コンサートマスターは寺神戸亮。
(宮内)
モーツァルト:レクイエム
K-フランス・ハルモニア・ムンディ KKCC-380
2,854円
5月21日発売
演奏者:
Cd フィリップ・ヘレウェーヘ、シャペル・ロワイヤル、コレギウム・ヴォカーレ、
シャンゼリゼ管弦楽団
S ジビラ・ルーベンス
A アンネッテ・マルケルト
T イアン・パートリッジ
B ハンノ・ミュラー=ブラッハマン
他
推薦者からコメント
ブラームスのドイツ・レクイエムでも絶賛を博したヘレウェーヘとその手兵たちが、
万を持して挑むモーツァルトのレクイエム。いまや古楽器録音というだけでは
目新らしくもなくなったこのレパートリーであるが、ヘレウェーヘの深い解釈は
きっとこの名曲の新たな魅力を提示してくれることであろう。
(宮内)
ヴィヴァルディ:詩篇第126番「ニシ・ドミヌス」RV608 他
Po-アルヒーフ POCA-1131
3,059円
5月25日発売
曲目:
弦楽と通奏低音のための協奏曲 RV128
スターバト・マーテル RV621
アンティフォナ「サルヴェ・レジナ」 RV616
他
演奏者:
Cd トレヴァー・ピノック、イングリッシュ・コンサート
CT マイケル・チャンス
推薦者からコメント
最近、ヴィヴァルディ演奏といえばイタリア勢による録音が注目を浴びているが、
これはオール・イギリス勢による録音。マイケル・チャンスは、
現在でもイギリスNo.1のカウンターテナーといえると思うが、
最近は大陸の個性派たちの活躍に押されぎみの感がある。
このCDに録音されているレパートリーには、フランスの人気カウンターテナー
ジェラール・レーヌの録音と重複する曲目も多いだけに、
チャンスならではの解釈と演奏に期待が寄せられる。
(宮内)
[ M.A.B Home Stage]
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