注目の新譜CD
国内盤新譜
バッハ没後250年、ガーディナー カンタータ集
UM-アルヒーフ UCCA-1008〜10
各2,548円
11月22日発売
曲目:
第63,64,121,133番
第105,94,168番
第199,179,113番
演奏者:
Cd ジョン・エリオット・ガーディナー、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、モンテヴェルディ合唱団
ソリスト アン・モノイヨス、デレク・リー・レイギン、ピーター・ハーヴェイら
推薦者からコメント
バッハ・イヤーの今年、ガーディナーはこれまでの録音と
新録音とを合わせたカンタータのCDを10枚リリースする。
ここに紹介したのはそのうち今月リリースされる3枚。
モンテヴェルディ合唱団は、その技術の高さに定評があり、
その後の古楽合唱団のあり方に大きな影響を与えた実力派。
これを期にそのカンタータ録音をそろえるのには絶好の企画。(宮内)
ヴィヴァルディ:宗教曲集
UM-デッカ UCCD-1011
3,059円
11月22日発売
曲目:
「主が家を建てられるのでなければ」RV608
「めでたし天の女王」RV616
「明るい星々、煌めきたまえ」RV625
「あなた方の聖なる君主のために」RV633
4声部の弦楽器のためのコンチェルト RV109,141
演奏者:
CT アンドレアス・ショル
Cd ポール・ダイヤー、オーストラリア・ブランデンブルク管弦楽楽団
推薦者からコメント
技術的には現在世界No.1ではないかと思われるアンドレアス・ショルの来日記念盤。
ソロ・カンタータの傑作を多く残しているヴィヴァルディの作品集。これまで
このレパートリーのディスクとしてはジェラール・レーヌの録音が名盤として
知られているが、ショルの出来はどれだけのクオリティかが非常に期待される。
ショルは12月にBCJと共演のために来日し、ロ短調ミサとソロ・カンタータを演奏する。
(宮内)
ポメリウムVI 皇帝カール5世の生涯における音楽
UM-グリッサンド UCCK-1001
2,548円
11月22日発売
曲目:
ラッスス:「英雄の後裔」
クレキヨン:「カール、彼は偉大であった」
モラレス:「ミサ・ロム・アルメ」より
他
演奏者:
Dir アレクサンダー・ブラッチリー
推薦者からコメント
神聖ローマ帝国皇帝カール5世の生誕500年を記念した録音。
ルネサンス時代、現在のオーストリアからフランドル地方、スペインまでを
その領土としていた神聖ローマ帝国だけあって、かなりの広範囲の作曲家の
作品を集めたアルバムとなっている。ポメリウムは柔らかな音色とハーモニーを
特徴としているグループであるが、モラレスのような表現豊かな作品に対する
アプローチがどのようなものになるか注目といえる。
(宮内)
バックTOルネサンス
WM-テルデック WPCS-10621
2,940円
11月22日発売
曲目:
グレゴリオ聖歌
ジョスカン・デプレ:「アヴェ・マリア」
コーニッシュ:「めでたしマリア、主の御母」
タヴァナー:「マニフィカト」
モンテヴェルディ/コッピーニ:「めでたし処女なるマリア」
ビクトリア:「天使の嘆き」
パレストリーナ:「めでたし天の女王」
推薦者からコメント
人気アンサンブル・グループ、シャンティクリアの来日記念盤
(邦題のセンスの無さはいまやお約束)。
彼らの基本レパートリーであるルネサンス時代の作品集であり、
この時代の各国を代表する作曲家の名前がずらりと並んでいる。
曲目を見る限り、聖母マリアにちなんだ作品を集めた録音のようだ。
なおシャンティクリアの来日は来年の2月の予定。
(宮内)
[ M.A.B Home Stage]
[11月号目次]